「カレーライスが熱い・・・」一人の男の子のそのつぶやきから
「天草学園の子どもたちを元気にする会」は始まりました。
今までカレーライスをふうふう言いながら食べたことがなかった。
でも今は、台所のある自分たちの「家」で熱い食事が食べられる。
それを伝え聞いた京都の有名割烹の大将が、
子どもたちの前でお寿司を握るために、弟子と家族を連れて、天草までやってきた。
お寿司を一緒に作ったりしながら、できたての料理をほおばる子どもたちの笑顔。
子どもたちに楽しんでほしい、経験してほしいことがたくさんある。
『あなたたちはけっしてひとりぽっちではない。いろいろな人たちの愛に包まれているよ。
たくさんの人が支えてくれているよ。そして、命の大切さを感じて生きぬいてほしい…。』
居心地のいい「家」ができた後に、もっと思いが増えました。
子どもたちにエールを贈りたい人たちが応援団となって、
「天草学園の子どもたちを元気にする会」の活動は波紋のように広がっています。
たくさんの方が協力して力を合わせた、楽しいイベントが毎年開かれています。
プロの歌や演奏、朗読をたっぷり聴き、京都の割烹の大将が腕をふるう。
浴衣や下駄を身に着けて、一緒に歌い、一緒に笑う。
子どもたちは心もおなかもいっぱいになります。
そのあたたかな時間の様子をご覧ください。(pdfファイルが開きます)