みんなの家が完成しました。
長い時間をかけて、自分たちの意見をたくさん取り入れた家が完成です。
竣工式では、中庭をおおう大きい真っ白な布を敷き、その上を絵の具がついた足で歩いてたくさんの足跡を付けました。
ふわっと布が中庭の2階ベランダまで引き上げられると、みんなの足跡が空の雲のように舞い上がり、とてもきれいでした。
生まれ変わった天草学園。みんなの表情も生き生きとしています。
工事の前の天草学園がどんな感じであったのか、次のページにその記録を少し残しておきます。
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竣工式を控えて、空っぽの中庭にみんなで草花を植えた。共に育ちゆく中庭。
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ご近所に自分たちの家を披露する晴れ舞台。そんな大舞台の演出を子ども達に任せた。
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カレーライスが熱い・・・今までカレーライスをふうふう言いながら食べたことがなかった。それを伝え聞いた京都の有名割烹の大将が、子ども達の前でお寿司を握りに、弟子と家族を連れて天草までやってきた。
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お寿司を食べ終わって、代表の子のあいさつ・・・「これから新たな人生に旅立つときに、自分がどのような仕事をすればよいか、ひとつのきっかけとなりました。」
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食器洗いや配膳など、自立に向けての訓練ができ、自信になっています。
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自分のお気に入りの場所ができました。ゴロゴロしたりして機嫌が良い!
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食事、配膳、整理整頓。決められた事に対して、最後まで責任をもって行う事ができています。